例題の重要性
検定テキストには、1級、2級とも、巻末に「例題集」がついています。
実は、この「例題集」は非常に重要です。
そもそも、どうして例題などつけているのでしょう?
受験生へのサービスでしょうか? それとも、ページ数を増やすためでしょうか?
もちろん、違います。絶対に必要だからこそ、つけているのです。
どのような問題が出題されるかを教えてくれる例題は、すなわち、「テキストのどの部分をどこまで勉強したら良いか」ということを教えてくれています。
つまり、「ここまではきっちり覚えておいてくださいね」という、日本アロマ環境協会からのメッセージなのです。
例えば、以下のような問題があります。
ローズオットー精油について正しいものを1つ選びなさい。
A 抽出部位は葉である
B 水蒸気蒸留法により得られる
C シソ科の植物から得られる
D アブソリュートに分類される
(アロマテラピー検定テキスト1級より引用)
AからDの選択肢に注目してください。
この例題からは、「精油のプロフィールについては、抽出部位、抽出方法、植物の科名、精油の製造法のそれぞれを理解してほしい」というメッセージが読み取れると思います。つまり、すべての精油に関してその部分は覚えてください、ということです。
例題の趣旨がわかれば、使い方もはっきりしてきます。
例題は最後に力試しのつもりで行うよりも、学習の序盤のうちに読んでおくべきです。
わたしは、テキストを1回読み終わった後に一度例題を解くことをおすすめします。
テキストを1度通して読むと、細部までは覚えていないものの、大筋の内容は理解できます。その段階で例題を解くと、出題者がどのあたりの深さまで問題として出題しているかが分かります。
そうすると、2回目にテキストを読むときに、どこまで深く読んだらいいか分かるようになるのです。
例えば、精油のプロフィールであれば、文章の部分だけではなくて、写真のわきにのっている植物の科名(シソ科やミカン科)や抽出部位(葉や花や果実)なども、重要なポイントであることが分かります。
出題される部分をしっかりと読む。これが大切です。
例題は、学習の序盤で解いてみましょう。もちろん、その時点で正解する必要はありません。
その際に、どの部分をどの程度勉強したら良いかという学習のポイントを掴んでおきましょう。
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